日本航空(JL)とアメリカン航空(AA)が、共同販売/割引運賃を、4月1日以降の北アメリカ路線で販売を開始した。両社は割引運賃を共通化し、往路と復路で異なる両社の割引運賃で選べるよう調整し、両社のフライトを組みあわせて販売する。
これまで、両社のビジネスクラス割引運賃は、自社運航便(3桁フライト)限定販売で、往復どちらかが共同運航便(4桁フライト)は割引運賃を適用しなかった。もちろん、往路JL便のビジネスクラス、復路AA便のビジネスクラスの組み合せ旅程も、正規運賃の販売のみだった。この4月1日からは、共同運航便も両社の組み合せ便もビジネスクラス割引運賃が可能となる。
顧客にとっては選択肢が増え、利便性が向上する。JLは、AAネットワークを活用することで北アメリカ発着を主要都市だけでなく、各地の地方空港最大200都市に拡大できる。次は、JLネットワークを活用しながらアジア圏内の運賃設定を拡大する予定。そして、ワンワールド (oneworld) 加盟まで拡大するだろうか?
もちろん、スターアライアンス(Star Alliance)加盟の全日空(NH)とユナイテッド航空(UA)とコンチネンタル航空(CO)も黙っていないだろう。さあ、新たな割引シーズンの開始です。
ビジネスクラス(Z)時価: ワシントン(IAD)成田の往復 430,000円 AA
ニューヨーク(JFK)成田の往復 464,000円 JL